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認知症共同生活施設(グループホーム旭町)について2017年1月16日
グループホーム旭町ご利用者 様
上記の件についてお知らせします。
当施設をご利用いただきありがとうございます。
運営にあたり、開設者である私からお知らせがあります。
グループホームはグループ9名の生活が優先の施設であります。
個別家族が困ったときの駆け込み寺ではありません。
集団生活を維持することで認知症者の集団ケアが可能になります。
職員が交代で24時間、365日朝から晩までお世話できる施設です。
家族生活を優先に考えているなら、家族でお世話していただきますが、医学的に考えて認知症ケアの個別家族ケアは困難です。
専門のヘルパーや看護婦や医者を抱えている特別なハイソサエティーなら別ですが。
なおご利用者様を時々連れて帰っていただくことは結構ですし、家族の絆を忘れないことは大切です。
しかし、あくまでここは集団生活で9名に「なじみが出来ることを我々施設側の人間は常々骨折っている」ことを忘れないでいただきたい。
そのうえに認知症を日々勉強しているヘルパーと高齢者の身体の病気について常々24時間管理を考えている看護師や医師がまわりにいることを忘れないことです。
本来なら国が社会保障として高齢者介護はやるべきですが、現状はそうなってはいないから仕方がないのです。
一番困難な大脳の病気について国立大学の英智と予算を出してやるべき人類の課題であります。
認知症ケアは非常に難しいのです。
それに加えて社会保障制度を個別家族にさせようとする制度も問題で、これは国民全体が考えて解決を目指す必要があります。
そのときは家族の皆様もご協力をおねがいします。
今後は連れて帰ることより、家族で面会に来て下さい。
9名の集団に会いに来て来て下さい。
よろしくお願いします。
ここでは個別ケアより集団ケアが大切で、優れているのです。
(有)明寿会 柳田 明
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